石原 新菜

いしはら にいな Ishihara Nina イシハラクリニック

講義内容

漢方コース2023

女性の不調には漢方を

多くの女性が「冷え症」で悩んでいます。
冷えると血流が悪くなり、肩こりや頭痛、生理痛など「コリ・痛み」が生じたり、栄養素、酸素、水分が十分に行き渡らないことで臓器や皮膚の不調が起き、生理不順、便秘、むくみ、肌荒れ、乾燥肌、くすみなどが起こります。

また代謝や免疫力も下がるので、太りやすい、風邪を引きやすい、疲れやすいなどの不調が起こりやすくなります。女性は冷えやすいからこそ、体を温めることが大事です。

体を温める漢方薬とその漢方薬の選び方、そして実践していただきたい養生法についてお話させていただきます。

漢方コース2023

漢方と冷え症

漢方医学では「冷え」を1つの病態として考えています。
「冷えは万病の元」という言葉があるように、「冷え」が体やメンタルの不調を招くのです。

健康とは「気・血・水」が過不足なく巡っている状態ですが、冷えが「気・血・水」の巡りを悪くし、逆にストレスや運動不足などが原因で「気・血・水」の巡りが悪くなると、これもまた「冷え」につながってしまうのです。
漢方薬のほとんどが体を温める作用であることからも、日ごろから体を温める養生を行い「気・血・水」の巡りをよくすることが大切な考え方になります。

この講座では漢方の基本的な考え方と「冷え」についてお話させていただきます。

プロフィール

  • 医師
  • イシハラクリニック 副院長
  • ヒポクラティック・サナトリウム 副施設長
  • フェムテックジャパン 理事
  • 健康ソムリエ 理事
  • ロングライフラボ 理事

経歴・実績

1980年 長崎市生まれ。幼少期をスイスで過ごし、帰国後は伊豆の緑豊かな環境に育つ。医学生の頃から自然医学の泰斗で医学博士の父、石原結實と共にメキシコのゲルソン病院、ミュンヘン市民病院の自然療法科、英国のブリストル・キャンサー・ヘルプセンターなどを視察し、自然医学の基礎を養う。

現在は父の経営するクリニックで漢方薬処方を中心とする診療を行うかたわら、テレビ・ラジオへの出演や、執筆、講演活動なども積極的に行い、「腹巻」や「生姜」などによる美容と健康増進の効果を広めることに尽力している。
二児の母、また女性としての視点からアドバイスにも定評がある。

現在の活動やPR

普段は江東区のイシハラクリニックでは漢方薬を中心に処方し、食事や運動などの生活指導を行いながら患者さんの診察に当たっている。
また、伊豆高原のファスティング施設「ヒポクラティック・サナトリウム」では診察、断食の指導などを行い、健康維持、健康増進に力を入れている。
その他の活動としては、フェムテック・ジャパン理事、健康ソムリエ理事・講師、ロングライフ・ラボ理事としても活動を行っている。
健康ソムリエウェブサイト:https://kenkosommelier.jp/

書籍

  • 病気にならない 蒸しショウガ健康法(アスコム健康BOOKS)
  • やせる、不調が消える 読む 冷えとり(主婦の友社)
  • 「体を温める漢方」で不調を治す(PHP文庫)
  • 「体を温める」と子どもは病気にならない(PHP研究所)
  • 病気しらずの体になれる 水出し健康法(幻冬舎ルネッサンス)
  • 「冷え」をとれば9割治る!―病気しらず医者いらずの健康生活(海竜社)
  • 1週間で体が変わる「温め美人」生活(三笠書房) 等、約40冊。中国、香港、韓国、台湾、ベトナムでも翻訳された本を出版。

 


受講者へのメッセージ

学生時代、体重プラス10キロ、体温マイナス1℃、片頭痛、めまい、巨大ニキビ、便秘、生理痛、生理不順、多汗症、ひどい花粉症など「不調のオンパレード」だった私が今、不調ゼロで毎日、絶好調で働けるようになったのは「養生をルーティーン化」したことにあります!!

私は長年、なんとなく調子が悪いという「未病」の段階にいました。
未病の段階にいることに気づくか気づかないかでは、進んでいく向きが正反対になります。
自分の健康レベルを上げることが大切だと気づき、実践し、それを患者さんはじめ、執筆や講演、メディアなどで発信しています。
皆さまと一緒に、こころに響く、学びのある講座にしたいと思います。

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