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新見 正則

新見 正則

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アロマコース2023

しあわせの見つけ方 〜予測不能な時代を生きるために〜(全コース共通講義)

多くの専門家が、国連常任理事国が隣国に武力侵略を始めるとは全く予想していませんでした。また、感染症が世界の脅威であることの指摘は以前からありましたが、新型コロナウイルスのような致死率はたいしたことないのに、しかし強力な感染力を有する感染症が世界経済に深刻な事態を与えると考えていた人は稀でした。しかし実際にそんなことが現実となりました。

多くの専門家でも予測ができない世の中、予測不能な時代をどうのように生きていくのかを考えてみると、直感、Serendipity、レジリエンス、ご縁、無形資産、逆境、挑戦、偶然、両極端、レアな存在、踏み外す、素の自分などのワードが浮かんできます。
今回私の講義を聴いていただいた方にはきっとそれらの言葉が頭の中で繋がことでしょう。そしてそれらが繋がった感覚が、今を、そして明日からの未来を「しあわせ」に生きるためのヒントになると思います。

糸数 七重

糸数 七重

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漢方コース2023

代表的な漢方古典から知る伝統の知恵

漢方の本来の構造を知るには、実は「漢方古典」について理解することが重要です。
この講義では「漢方の三大古典」と呼ばれる『黄帝内経』『神農本草経』『傷寒雑病論』について、その成立過程や内容について解説し、漢方の基礎的な考え方をお伝えします。
さらに各時代の代表的な医書の内容の変遷を大まかに解説し、人体や治療に関する考え方が時代とともにどのように変化し、それが現代の漢方治療にどのように反映されているかを俯瞰できるようにします。時代による考え方の違いは、その時の気候や生活習慣、メジャーだった疾患によっていることがわかります。そのため「同じ漢方のはずなのに、お医者さんによって説明のしかたが違う…」「漢方って本当に信用できるの?」などの疑問にもお答えできる内容となっています。

漢方コース2023

漢方薬の解釈と知っておきたい漢方処方

現代日本で実際に治療に頻用されている漢方処方の中から “風邪に対する代表的な処方”、 “婦人科疾患に対する代表的な処方”など、すぐに使いたいもの、使いこなしたい…と、よくおっしゃっていただくものを例として取り上げ、その内容について解説します。
漢方に特徴的な診断の考え方である「証」や、それに対する漢方処方の処方構成の考え方がわかるようになり、薬局で漢方処方を選ぶときや病院で漢方薬を処方してもらう際の相談にも役立つような講義といたします。

漢方コース2023

高齢者のための漢方

複数の症状を同時に抱えること、かつては「ちょっとした不調」だったものが生活に多大な影響を及ぼすことなどは高齢者の健康問題の特徴です。また、加齢に伴って発症しやすい疾病や症状もあり、ひとつひとつの症状を緩和しようとすると、使わねばならない薬が増える傾向にあります。
漢方はこれらの問題に対処し、高齢者の健康状態の“底上げを図る”のに適しています。
この講義では、高齢者の健康トラブルの代表的な症状とそれに応用できる漢方処方、およびその適切な選び方について解説します。
ちょっとした症状のコントロールを目指して薬局で薬を買う際にも、医師に症状をより適切に説明し、より的確な処方をしてもらうためにも役立つ講義です。

石川 泰弘

石川 泰弘

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健康・美容コース2023

日本の入浴文化がもたらす美容効果

「毎日の入浴でこころとカラダの健康と美しい肌を手に入れる」
この講座では、時代の変化と共に進化を続けている日本の入浴文化でどのように健康と美容に入浴を利用してきたかについて、また、お湯につかることで身体が得られる効果や自律神経に与える影響、そこから導きだされる健康効果や美容効果についてデータを用い得て分かりやすく学ぶことができます。この講座で学んだ知恵を自分の生活に応用することで「健康な生活」や「美しい肌」を手に入れることができます。
加えて、日本独自に発展した入浴剤の効果の違い、安全性、そして効果的な利用方法を学ぶことで、さらなる健康効果や美容効果を導きだすノウハウについても学ぶことができます。
講義形式:パワーポイントを利用した説明

石原 新菜

石原 新菜

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漢方コース2023

女性の不調には漢方を

多くの女性が「冷え症」で悩んでいます。
冷えると血流が悪くなり、肩こりや頭痛、生理痛など「コリ・痛み」が生じたり、栄養素、酸素、水分が十分に行き渡らないことで臓器や皮膚の不調が起き、生理不順、便秘、むくみ、肌荒れ、乾燥肌、くすみなどが起こります。

また代謝や免疫力も下がるので、太りやすい、風邪を引きやすい、疲れやすいなどの不調が起こりやすくなります。女性は冷えやすいからこそ、体を温めることが大事です。

体を温める漢方薬とその漢方薬の選び方、そして実践していただきたい養生法についてお話させていただきます。

漢方コース2023

漢方と冷え症

漢方医学では「冷え」を1つの病態として考えています。
「冷えは万病の元」という言葉があるように、「冷え」が体やメンタルの不調を招くのです。

健康とは「気・血・水」が過不足なく巡っている状態ですが、冷えが「気・血・水」の巡りを悪くし、逆にストレスや運動不足などが原因で「気・血・水」の巡りが悪くなると、これもまた「冷え」につながってしまうのです。
漢方薬のほとんどが体を温める作用であることからも、日ごろから体を温める養生を行い「気・血・水」の巡りをよくすることが大切な考え方になります。

この講座では漢方の基本的な考え方と「冷え」についてお話させていただきます。

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