
千葉 良子
ちば りょうこ Chiba Ryoko 日本薬科大学講義内容
美と健康のためのアロマテラピー概論
日本にアロマテラピーが導入され、およそ30年が経過しました。最近ではアロマテラピーの認知度が高まりアロマ市場も拡大しています。
本講義では、精油の化学構造、分類、作り方、利用、精油とアロマテラピーなど基礎的な知識と美と健康への応用を概説します。
講義形式:パワーポイントを利用した説明
参考:「アロマセラピーのための精油ハンドブック」 日本アロマセラピー学会編 丸善出版(2016年)
プロフィール
- 医学博士、薬剤師
- 日本薬科大学特任教授
- 一般社団法人日本アロマセラピー学会副理事長、精油制度委員会委員長
- 一般社団法人日本産天然精油連絡協議会理事
- 秋田産業サポータークラブ「食・美・健康ワーキンググループ」主査
経歴・実績
秋田県生まれ、1975年、昭和薬科大学薬学部卒業後、同大学分析化学研究室助手、臨床化学分析教育研究室准教授、同研究室教授を経て、2017年4月より現職に至る。
杏林大学医学部にて免疫学を学び、東邦大学医学部にて博士号を取得。
日本アロマセラピー学会副理事長・会員管理委員長・精油制度委員長、秋田県産業サポータークラブ幹事、同クラブ「食・美・健康ワーキンググループ」主査などを務める。
専門はルテニウム錯体化学発光法を用いた体液中医薬品の高感度分析法の開発。
ライフワークとして国産樹木精油の臨床応用に携わっている。
現在の活動やPR
主な研究テーマは、ルテニウム錯体化学発光検出による麻薬・覚醒剤の高感度分析、医薬品の味覚分析、臨床における樹木精油の活用など。
近年は臨床におけるスギやヒノキ、クロモジといった国産樹木精油のエビデンス集積に注力し、スギ葉精油から製造したジェルを用いて高齢者の口腔ケアを行い、肺炎予防への貢献が期待されている。
また医療従事者の立場から樹木精油の可能性を日々探求している。
薬学部での経験・知識を活かし、「薬のセカンドオピニオン」として健康相談などにものっている。
<各分野での取り組み>
・スギ、ヒノキ、クロモジなど日本アロマの第一人者
・健康寿命に欠かせない口腔ケアのスペシャリスト
・40年の教育研究実績をもとにした基礎研究支援と商品開発
書籍
- アロマセラピーのための精油ハンドブック(丸善出版)※共著
- 薬学部教授だけが知っている 薬のいらない健康な生き方(ダイヤモンド社)
- らんざん子育てRAN BOOK(嵐山町子育て支援課子育て世代包括支援センター)※監修